ボーディングスクール 冬休みの前の一大イベント

クリスマスターム(娘の通っているボーディングスクールは所謂一学期のことをクリスマスターム/Christmas Termと呼びます。)も今週で終わり。来週から三週間の休暇に入る。

ひとつ前のエントリーでも触れたが、この国はクリスマスに入ると国全体がチャリティーモードになる。一人でも多くの人がクリスマスを暖かく迎えられるように、と。日本の歳末助け合いと少し似ている。(余談ですが、かさ地蔵の話をイギリス人の友人にしたら感動して泣きそうになっていました。)

 

娘の学校も例外ではなく、学期最終日に学校をあげてのバザーが企画されている。このバザー、学校関係者であれば誰でも出店できる。自営業の家庭は、売上の大部分を寄付することに同意していれば、自分のところの商品を売ることもできる。

 

娘も寮で仲良くしている友達と出店するのだと、とても張り切っている。小学校三年生が何を売るのかな、と思ったら、鉛筆と消しゴムを売るのだそうだ。使われずに眠っている鉛筆と消しゴムを集めて、それを売ったお金を、自分たちで選んだチャリティ団体に寄付するのだ、と。子供達なりに考えたんだろうな、と思って嬉しかった。

 

我が家は引っ越しの真っ只中だったのが幸いして、荷造りしながら、意識して鉛筆と消しゴムを探した。出てくる出てくる。そこに、会社の近くのディスカウント文房具店で少し買い足して、娘に届けた。

 

当日は、私もボランティアで娘のお店を手伝うことになっている。娘の一番の仲良しのお父さんと一緒に。

 

バザーはいよいよ土曜日。娘に二週間ぶりに会えるのと、どんなバザーなんだろうという好奇心で、まだ月曜日だというのに週末が楽しみで仕方ない。