イギリスで働く。転職活動。

以前にも書いたが、自分の仕事が危ういかもと感じたのと同じタイミングで転職活動を始めた。

 

日本に居ようがイギリスに居ようが同じだと思うが、まず、履歴書をアップデート。そして、元同僚の紹介で、数人のリクルーター(ヘッドハンター)と会った。

 

結果から言うと、もちろん状況によって異なると思うが、全く意味がなかった。

理由ははっきりしている。今回の転職活動にあたり、業種を「少し」変えたかったからだ。私が会ったリクルーターは全員、私が現在所属している業界の専門家で、紹介してくれる案件も全て同じ業界のものだった。

 

それとは別に、いわゆるLinkedInのような媒体を通じて、何人かのリクルーターからコンタクトがあった。これが結構「当たり」だった。私は、もともとソーシャルメデイアが嫌いで、LinkedInもプロフィール写真も載せず、ろくにアップデートもせず、、と言う酷い状態なのだが、なんと三ヶ月で七人のリクルーターがLinkedIn経由でコンタクトしてきた。そして、結果として、そのうちの一人のリクルーターの紹介してくれた企業から内定をもらうに至った。

 

よく言われることだが、リクルーターの当たり外れは結構激しい。今回も七人のうち三人は完全に「外れ」。でも、残りの四人は「大当たり」。とても優秀だった。

 

それはさておき、今になって考えると、顔写真も載せず、ろくにアップデートもせず、というのは正解だったかもしれない。七人のリクルーターが同じことを言った。「LinkedInからの私に関する情報が限られていたので、それが逆に実際に話をしてみたい、もしかしたら予想以上の成果が得られるかもしれない、と思わせた。」(これで私のアンチソーシャルメデイアぶりに拍車がかかる、、、)

 

そして、リクルーターとは全く別のルートでも、転職活動してみた。つまり、自分からアタック。(自分からアタックするのは中学校の卒業式以来。)前から気になっていた企業のサイトを片っ端からチェックして、興味のある職種に近い求人があるところに、自分から申し込んだ。結果は五社に一方的に履歴書を送りつけて、四社から返事があった。そのうち、二社から面接に呼ばれた。そして、そのうちの一社との面接は予想以上にうまくいき、現在最終ラウンド。

 

あと二週間もすれば、次の行き先が決まっていることだろう。どちらに決まっても嬉しいので、とりあえず今回の転職活動はうまく行ったということか。

 

ところで、イギリスで転職活動をしたのは初めてだったのだが、面接のプロセスで色々と学んだ。これは、今後、イギリスで就職活動したいと思っている人にも役立つかもしれないので、また日を改めて書こうと思う。